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特集 第18回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会講演
重症なる経過をとつたNeuro-Behçet's Syndromeについて
著者: 木村毅1 工藤高道1 富沢愛士2 小熊勇2 針生敬三3 鷹嘴研一3
所属機関: 1弘前大学眼科学教室 2市立函館病院眼科 3弘前大学皮膚科学教室
ページ範囲:P.153 - P.158
文献購入ページに移動神経症状を伴なつたBehçet氏病は,1954年にCavaraが,Neuro-Behçet's Syndromeとして報告し,それ以来内外文献に見られるところである。今回我々は,眼,皮膚,粘膜症状からみて,Behçet氏病であり,その経過中運動,歩行及び言語障害,病的反射出現等の神経症状を合併し,しかも重篤な経過をたどつた症例3例を経験したので,ここに報告する。
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