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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻2号

1965年02月発行

文献概要

特集 第18回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会講演

水晶体の螢光の色について

著者: 小口昌美1 清水由規1 清水公政1

所属機関: 1日本医科大学眼科

ページ範囲:P.175 - P.181

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I.緒言
 水晶体が螢光を発する事はShanz及びStockhausen1)以来知られて居り,螢光の強度に就いては多数の報告があるが,螢光の色調に就いての研究は少ない。
 水晶体の螢光に就いては,私共は2)水晶体の鉄片異物の症例に消光現象を見出し,又,眼球のグルタチオン,殊に3),水晶体のグルタチオンと銅イオン複合体の螢光に就いては,既に報告した。春田氏4)も螢光の消光現象に就いて詳細の発表をなした。水晶体の螢光が如何なる性分から成り立つて居るか,又その消長は興味ある所である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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