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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻3号

1965年03月発行

文献概要

特集 第18回臨床眼科学会特集号(その2) 学会講演集

緑内障及び網膜血管硬化症に於ける血管暗点の比較

著者: 須田経宇1 阿部孝司1 行徳勝明1

所属機関: 1熊本大学医学部眼科

ページ範囲:P.261 - P.269

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I.緒言
 原発緑内障は血圧又は血管と関係があることは古くからいわれている。即ち全身的な高血圧又は血管硬化と密接な関係があるという者(Sugar1),市川等2)),又は全身的なものでなく,網膜中心動脈自身の血圧亢進と関係があるというもの(宇山2)等)等がある。その上病理学的にも緑内障の時には血管硬化の頻度が高いといわれている。
 したがつて網膜血管硬化症の時の血管暗点の諸変化を調べて緑内障の血管暗点と比較することは緑内障の病態生理を考慮する上にも意義があると思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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