icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻4号

1965年04月発行

文献概要

特集 第18回臨床眼科学会特集号(その3) 学会講演集

網膜色素変性の他覚的機能検査法としてのERGとEOG

著者: 今泉亀撤1 高橋文郎1 亀井正明1 遠山昂1 堀江栄次1 吉田玄雄1 熊谷茂樹1 小川健次1 庄子宇一1

所属機関: 1岩手医科大学眼科教室

ページ範囲:P.457 - P.464

文献購入ページに移動
I.緒言
 網膜疾患の検査法としては,視力,視野,色覚,光覚等の自覚的検査法の外に,他覚的検査法としてERGがあり,ERGは夜盲を主訴とする疾患群に於て,その診断及び予後判定上重要な意味をもつものである。
 網膜色素変性では,電子工学の発展に伴う測定器具の進歩と測定技術の改善により,かなりの率にERGが検出されるようになつたとは言うものの,尚一般に本症のERGはextinguishedとされている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?