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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻4号

1965年04月発行

文献概要

特集 第18回臨床眼科学会特集号(その3) 学会講演集

麦粒腫と食物

著者: 小倉重成

所属機関:

ページ範囲:P.511 - P.516

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I.はじめに
 麦粒腫の起炎菌の大部分は黄色葡萄球菌とされている1)。然し,菌に負けて発病するには,体内因子の関与しない事はないであろう。その一因子として食餌のとり方が考えられる。ここに,昭和38年10月より39年9月に亘る1年間に経験した麦粒腫患者につき,発病前日の食餌内容の分明な131例について検討し,或程度の成果が得られたので報告御叱正を乞う。
 実験例の食餌内容の計算方法と算定基準患者から聞き得た食餌内容は,何を何gという正確さは望み得ないが,何をどういう容器に何杯という事から概略の量を推定して計算した。従つて実際値を余り隔らぬ程度の正確さは望めるであろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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