icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻5号

1965年05月発行

文献概要

特集 第18回臨床眼科学会特集号(その4) 学会講演集

眼病巣からの真菌分離

著者: 林皓三郎1 井上慎三1

所属機関: 1徳島大学医学部眼科

ページ範囲:P.543 - P.544

文献購入ページに移動
 最近,抗生物質,副腎皮質ホルモン投与の機会が非常に多いが,それと共に,真菌性疾患が増加の傾向にあることは,眼科領域でも,しばしば指摘されている1)2)3)
 われわれの外来診療でも,軽度の眼部掻痒感,眼分泌物の増加,結膜充血等を主訴として来院した結膜炎の患者で,抗生物質(抗細菌性)の点眼を行なつても症状が良くならず,その分泌物中に多くの真菌胞子を認めるものが,かなり見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?