icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻5号

1965年05月発行

特集 第18回臨床眼科学会特集号(その4)

学会講演集

晩発性後発白内障について

著者: 広瀬金之助

ページ範囲:P.549 - P.550

文献概要

 晩発性後発白内障とは,白内障嚢外摘出を行い,更に後発白内障を切開して,少なくとも瞳孔領の中央部には白内障の残物を全く認めなくなつたものが,後日この透明部に混濁を再発した場合をいうのであります。
 西洋では旧い眼科教科書〔例えばAxenfeld (1922),Hertel (1935)〕にもその記載がありますが,日本では演者が昭和15年に報告したのが初めてのようであります。最近庄司氏(日眼全書昭35年)藤野氏〔須田経宇編集新眼科学昭和37)がこの事に蝕れております。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら