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特集 第18回臨床眼科学会特集号(その4) 学会講演集
原発性アルドステロン症の眼症状
著者: 土屋一1
所属機関: 1国立大蔵病院眼科
ページ範囲:P.605 - P.611
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
Conn (1955)は,痙攣,周期性四肢麻痺,多飲多尿,高血圧等の臨床像があり,その尿中に,多量のAldosteroneを含む疾患を,原発性アルドステロン症と命名した。
本症は,副腎に原発性の疾患があつて起るものを指摘したもので,主として副腎腺腫が認められる。理化学所見では,アルドステロン分泌過剰による血清の低カリウム症が,必ず出現し,又,高血圧の原因もこの分泌に由来する。
Conn (1955)は,痙攣,周期性四肢麻痺,多飲多尿,高血圧等の臨床像があり,その尿中に,多量のAldosteroneを含む疾患を,原発性アルドステロン症と命名した。
本症は,副腎に原発性の疾患があつて起るものを指摘したもので,主として副腎腺腫が認められる。理化学所見では,アルドステロン分泌過剰による血清の低カリウム症が,必ず出現し,又,高血圧の原因もこの分泌に由来する。
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