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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻5号

1965年05月発行

特集 第18回臨床眼科学会特集号(その4)

学会講演集

糖尿病性網膜症,特に白斑(1)

著者: 小島克1 岡島武彦1 長田三和子1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科

ページ範囲:P.691 - P.704

文献概要

 糖尿網膜症において,特に,黄斑域に硬い白斑,軟い白斑,或はその集合,Micro aneurysmの出現,さらにHirschberg型の形成,Wage—nerのいうCircinoid phase等の所見は周知のごとくである。
 Wagenerはstage I→stage Ⅱ(中心点状網膜症→滲出→circinoid型)においてwaxyexsudatをとりあげている。このcircinoid型は亦,晩期症状としても,当然みとめられるものであるからstage Ⅱにおけるものは,やや,早期にくる型として扱つているのであろう。Hein—siusのようにこれはarterioleの硬化性変状による障害として考えている人もでてくるのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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