icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻6号

1965年06月発行

臨床実験

回盲部癌からの転移性脈絡膜癌

著者: 荒木誉達1 宮本貴文2

所属機関: 1東京大学眼科教室 2水戸赤十字病院内科

ページ範囲:P.765 - P.770

文献概要

I.緒言
 転移性脈絡膜癌については1872年Parls1)がその組織学的所見を記載して以来,現在迄に約250例位の報告がある。その原発巣の多くは乳腺,次いで肺でありその他胃腸等の症例が散見される。今回我々は視力障害を主訴として来院,しかも本例に於ては未だ報告例のない腸管を原発巣と考え得る症例に遭遇し,剖検の機会を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら