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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻6号

1965年06月発行

臨床実験

糖尿病におけるGOT,GPTについて

著者: 小島克1 岡島武彦1 鈴木稔1 田中祥子1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科

ページ範囲:P.801 - P.805

文献概要

 臨床的には,肝障害などの診断に用いられ,GOTは,筋>肝>骨格筋,脳に活性がつよく,血清に極めて少い。GPTは,肝に極めて多く,下つて心筋,骨格筋と多く,骨にも高いが血清には少い。血清と臓器の存在量の大きな差は診断上,有用とされる所由であり,GOTが心筋検査,ビィールス肝炎にGPTが同様,これらにつよく,中毒肝炎にも亢進がみられる。
 Karmen等の紫外部吸収法(還元型MADの340mμの吸収減少の測定),Reitman-Frankelの比色法等がKitとしてある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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