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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻6号

1965年06月発行

臨床実験

Demecarium bromide (Tosmilen)による原発性緑内障の治療成績

著者: 北沢克明1 竹内勤1 佐伯陳哉1 岡田信道1 加藤昌義1

所属機関: 1千葉大学医学部眼科

ページ範囲:P.833 - P.838

文献概要

I.緒言
 緑内障治療には古くからPhysostigmine (Ese—rine)及びProstigmine (Neostigmine)の二つのCholinestrase inhibitorが用いられているがこれ等はいづれもその効果の持続時間が短く,その為1日24時間を通して眼圧をcontrolするには1日数回,4〜6時間毎に用いられなくてはならない。
 然し乍ら,近年広く用いられるようになつたDemecarium bromide (BC−48),Isofluorophate(DFP,Floropryl),Echothiophate (Phospholine)iodide, TEPP等のcholinestrase inhibitorは遙かに永い薬効持続時間を有する為にEserine,Prostigmineと異る臨床目的にも有用と見做されているものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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