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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻7号

1965年07月発行

文献概要

臨床眼科

炭酸脱水酵素阻害剤の長期投与における副作用とその対策—特にアスパラギン酸カリの使用について

著者: 飯塚哲夫1

所属機関: 1慈恵医科大学眼科

ページ範囲:P.943 - P.946

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I.緒言
 1954年Beckerが炭酸脱水酵素阻害剤であるDiamox (Acetalzolamide)に強力な眼圧下降作用のある事を報告して以来,本剤は緑内障に欠く事が出来ないものとなり,其の後更に強力な,副作用の少ない薬剤が研究され,Daranide, Diu—rex, Neptazane等が相次いで発見され使用されるに至つた。
 此等の薬剤は作用が強力で効果が絶大である為に次第に長期に亘つて使用される例が多くなり,此の結果此等薬剤のもたらす副作用についても色々論議され,我国に於ても二三の報告が見られる様になつて来た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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