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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻7号

1965年07月発行

臨床眼科

Rinderon (Betamethasone)点眼液の使用経験

著者: 浅山亮二1 宇山昌延1 池田和夫1 前田泰子1

所属機関: 1京都大学医学部眼科

ページ範囲:P.951 - P.955

文献概要

 Cortisoneの合成に始まり,つぎつぎに発見された合成副腎皮質ホルモン剤は,副作用少く且つより有効である点に於て,今日眼科治療面に欠くべからざるものとなつている。最も新しい製剤として登場したBetamethasone (製品名Rin—deron)は抗炎症作用がPrednisoloneの8〜10倍で,従来の副腎皮質ホルモン剤に比し副作用少く,既にその内服使用に関しては水川,湖崎,I.A.Abrahamson,D.M. Gordon,坂上他,池田,阪本,生井他の報告があり,いづれも良好な成績を得ている。
 今回私達は,0.1%Betamethasone水性点眼液(PH 8.0,氷点降下0.48)を諸種眼疾患及び諸種眼内手術後の刺激症状に対して使用し,その消炎効果を検討する機会を得たのでその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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