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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻7号

1965年07月発行

文献概要

印象記

第2回日本弱視教育全国大会

著者: 武田忠雄1 佐々木徹郎2

所属機関: 1公立刈田綜合病院 2東北大学医学部眼科

ページ範囲:P.965 - P.967

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 日本弱視教育研究会の第2回全国大会は去る11月22日宮城県白石市の市民会館及び公立刈田綜合病院で行われた。この日白石市は朝から寒風に見舞われ,チラチラと初雪まで舞う天気であつたが,予想外の盛況で,主催者側では市民会館の180名定員以内と予定していたところ,230名という思いがけぬ大勢の参加者に嬉しい悲鳴をあげたほどであつた。9時少々過ぎ,宮城県教委,加藤指導主事の進行司会により開会され,大会運営委員長菅原博士の挨拶,文部大臣,上西宮城県教育委員長,麻生白市石長,柴田白石市教育長の祝辞があり,9時45分一般研究発表に入つた。中林副会長が座長となり,軽妙な名調子で司会された。
 第1席,山形県立盲学校,阿部孝男教諭は「弱視児指導の編成の諸問題」と題して,従来の盲学校の盲児を中心とした教育のあり方から,現在における弱視児の比率より,弱視学級編成問題にふれ,学級構成員数と個人差の問題,視力障害よりくる人間関係の問題について述べ学級編成上

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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