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臨床実験
私の涙道機能検査法について
著者: 公炳禹
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ページ範囲:P.1019 - P.1020
文献購入ページに移動1936年秋は,涙道の排泄機能を結膜嚢内に2.0%フルオレスチン液の極く微量を点眼硝子棒で結膜面に塗布し,10分後に着色された涙液の消失状態によつて涙道機能を判断し得る新しい原理に基づく方法を,中眼雑誌に報告したことがある。その後,1942年検査方法を少しく改良した。つまり,0.2%フルオレスチン液の点眼により正常眼にでは5分間以内に消失し,異常眼では消失しない現象を標準にして検査する方法を朝鮮医学会雑誌に日本語で報告した。これらの検査方法は"今日公氏フルオレスチン法"として何れも眼科臨床に於て広く利用されている。
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