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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻9号

1965年09月発行

文献概要

臨床実験

眼科手術に局所麻酔剤ホスタカインの使用経験

著者: 藤永豊1

所属機関: 1広島赤十字病院眼科

ページ範囲:P.1147 - P.1149

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I.緒言
 眼科手術に際して行なわれる眼輪筋麻酔,球後麻酔には2%塩酸プロカインが主として使用されているが,最近局所麻酔剤の研究が著しく進み,作用効果が著明で,副作用が少ない薬物の出現をみるようになつた。新しい局所麻酔剤として登場しているものの一つであるホスタカイン(Hosta—cain)はw-N—Buthylaminoessigsäure−2—me—thyl−6—chlor-anilid-hydrochloridで水に易溶性で塩主酸プロカインに比し,はるかに安定であるとされ,組織内での分解,交感神経末梢のエピレナミン感受性を高めることもないとされている。私はホスタカインを眼科手術の際の眼輪筋麻酔,球後麻酔に使用して良い結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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