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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻9号

1965年09月発行

文献概要

第18回臨眼総会グループディスカッション

眼の光学と光学器械

著者: 水川孝1 中林正雄1 山地良一1 湖崎克2 石崎俊介2 古味敏彦3 中尾主一4 増田義哉5 三国政吉6 菊地雄三7 岩崎和佳子 杉田合 大島祐之8 高垣益子8 福田雅俊9 清水弘一9 久保田広10 植村恭夫11 最上斉子11 曲谷久雄12 平野東12 小坂雄二12 厚沢弘陳12 高井信12 大江謙一 深道義尚13 梶浦睦雄14 保坂明郎14 大橋利和14 大熊篤二15 多賀邦夫15 秋山明基15 山本一司16 久富良次 馬島秀彦 堀内輝男17 遠藤耀子18 藤井徹19 浦久保光男19 小沢秀雄20 霜島正21 多崎敏雄21 小泉清21 斑目哲子 沢口勉22 岡島弘和22 多田井三輝彦22 田中実23 岸本匡23 中条鐘一24 須藤雅美25 渡辺耐夫25 高田利一26 岡野憲二27 鈴木義昭27

所属機関: 1阪大 2阪医大 3阪市大 4奈良医大 5久留米大 6新潟大 7千葉大 8医歯大 9東大 10東大工 11慶大 12順天大 13関東労災 14福島医大 15横浜市大 16横須賀共済 17仙鉄病 18東京警察 19ミノルタ 20興和 21オリンパス 22日本光学 23東京光学 24島津 25中央産業 26高田 27国際C.L.

ページ範囲:P.1187 - P.1190

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1.コンタクトレンズの投影試験機
曲谷久雄・平野東・高井信(順天大)
 以前発表した投影機の改修型である。C.L.の各種の装用状態における分解力の試験をするのであるが,C.L.の装着部,主投影レンズの改修,数種視標の適宜転換,照度の変化等の機構を加え,更に屈折力をinner heightの補正を含めて測定することを可能にした。また多数の供覧も可能である。分解力は投影による他,望遠鏡により光軸上及び光軸外の検査も可能である。最近の軟質C.L.の検査が従来の設備のみでは不可能であり,本機によれば普通のC.L.の試験は勿論,二重焦点レンズの光学部の粘像の干渉状態,非球面レンズの装用における屈折力等を正常位置及びズレを生じた場合に於いて,また之に伴う瞳孔効果,ベベル効果と瞳孔径との関係等を検査することが出来る。
 (討論)大島氏:測定値のバラツキはどうか。また「レンズの屈折力」という表現を「頂点屈折力」と訂正した方がよいのではないか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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