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Ⅱ臨牀實驗
結膜結核特に其の細隙燈所見及び治療に就て
著者: 呉基福1
所属機関: 1日本醫大眼科
ページ範囲:P.98 - P.101
文献購入ページに移動第一章 緒言
結膜結核は比較的稀なる疾患であるがSa—ttler氏(1874)の精細なる研究發表があつた後引續いて多數の報告があり,臨床所見及び診斷に就ては論じ盡された觀がある。しかし其の治療に關しては適確なる方針がなく,治療效果に就ては尚議論の餘地が多々殘されてゐるのである。
私は最近結膜結核の一例を經驗し特に細隙燈所見及び治療に就て新知見を得たので茲に其結果を報告する。
結膜結核は比較的稀なる疾患であるがSa—ttler氏(1874)の精細なる研究發表があつた後引續いて多數の報告があり,臨床所見及び診斷に就ては論じ盡された觀がある。しかし其の治療に關しては適確なる方針がなく,治療效果に就ては尚議論の餘地が多々殘されてゐるのである。
私は最近結膜結核の一例を經驗し特に細隙燈所見及び治療に就て新知見を得たので茲に其結果を報告する。
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