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Ⅱ臨牀實驗
アドレナリン皮下注射に依るフリクテン治驗例
著者: 村山健一1
所属機関: 1三重縣立醫專眼科
ページ範囲:P.121 - P.122
文献購入ページに移動緒言
フリクテン(以下「フ」と略稱)成立の本態は古來種々研究せられて居るが最近或種抗原特に結核菌に對するアレルギー性メクレルギー性局所過敏反應であるとの説が有力である。他方球後視神經炎,春季カタル,白髪染眼炎,中心性網膜炎等のアレルギー性眼疾患に對して0.1%鹽化アドレナリン似下「AD」と略稱)の皮下注射が奏效した諸報告がある。依つて余は「フ」に對し「AD」の皮注を行つた所著效を認めたので其の大要を報告する。
フリクテン(以下「フ」と略稱)成立の本態は古來種々研究せられて居るが最近或種抗原特に結核菌に對するアレルギー性メクレルギー性局所過敏反應であるとの説が有力である。他方球後視神經炎,春季カタル,白髪染眼炎,中心性網膜炎等のアレルギー性眼疾患に對して0.1%鹽化アドレナリン似下「AD」と略稱)の皮下注射が奏效した諸報告がある。依つて余は「フ」に對し「AD」の皮注を行つた所著效を認めたので其の大要を報告する。
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