文献詳細
文献概要
Ⅱ臨牀實驗
高張食鹽水結膜下注射による點状表層角膜炎の豫防に就て
著者: 小山信男
所属機関:
ページ範囲:P.154 - P.157
文献購入ページに移動緒言
點状表層角膜炎は流行性角結膜炎とも呼ばれ1948年以來世界的に流行したので,其の治療法に就ても内外に幾多の研究が生れた。而して本角膜炎に先驅する急性結膜炎を適當に治療することにより,角膜炎の發生を豫防せんとする試みもある。余も數年來この方面の臨床實驗を行ひ,高張食鹽水の結膜下注射が簡單にして効果あるを經驗したので,茲に報告したい。
點状表層角膜炎は流行性角結膜炎とも呼ばれ1948年以來世界的に流行したので,其の治療法に就ても内外に幾多の研究が生れた。而して本角膜炎に先驅する急性結膜炎を適當に治療することにより,角膜炎の發生を豫防せんとする試みもある。余も數年來この方面の臨床實驗を行ひ,高張食鹽水の結膜下注射が簡單にして効果あるを經驗したので,茲に報告したい。
掲載誌情報