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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻1号

1966年01月発行

文献概要

臨床実験

諸種の脳症状を伴つた網膜中心動脈痙縮例

著者: 菅原脩二1 吉田博2

所属機関: 1能代市民生病院眼科 2福島医科大学栗野内科

ページ範囲:P.41 - P.44

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I.緒言
 網膜中心動脈閉塞は,瞬時にして視力を喪失し,視力の予後は極めて不良なものであるが,甚だ幸運な場合,即ち黄斑動脈あるいは毛様網膜動脈が侵襲を免がれた場合には,かなりの中心視力を保持することができる。殊に黄斑動脈だけが侵されない場合は極めて稀れであるが,それになお,片麻庫,失語症,舌下神経麻痺,顔面神経麻痺,眼瞼下垂などを合併した稀例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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