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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻12号

1966年12月発行

文献概要

創刊20周年記念特集 眼科最近の進歩 綜説

緑内障

著者: 河本正一1

所属機関: 1東京警察病院眼科

ページ範囲:P.1503 - P.1508

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I.緑内障の統計と遺伝
 成人の集団的な眼圧検査が行なわれることが多くなつたが,それによれば緑内障の罹患率は略々2%に当るようである。少い罹患率でも1%をこえている。年齢が増すに従つて%が高くなり,60才以上では6%以上の緑内障が認められる報告が多い。74〜92才の老人男子では13%に見られたという。
 眼精疲労を訴える患者では,9.6,10.6%の高率に緑内障が発見せられた。これらの検査には,全員にRigidity(5.5gと10gの重錘による測定),飲水試験,トノグラフィー等を施行したものがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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