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文献概要
創刊20周年記念特集 眼科最近の進歩 綜説
緑内障
著者: 河本正一1
所属機関: 1東京警察病院眼科
ページ範囲:P.1503 - P.1508
文献購入ページに移動成人の集団的な眼圧検査が行なわれることが多くなつたが,それによれば緑内障の罹患率は略々2%に当るようである。少い罹患率でも1%をこえている。年齢が増すに従つて%が高くなり,60才以上では6%以上の緑内障が認められる報告が多い。74〜92才の老人男子では13%に見られたという。
眼精疲労を訴える患者では,9.6,10.6%の高率に緑内障が発見せられた。これらの検査には,全員にRigidity(5.5gと10gの重錘による測定),飲水試験,トノグラフィー等を施行したものがある。
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