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特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 〔学会講演〕
ヘルペス治療剤の角膜透過性について
著者: 春山茂之1
所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.133 - P.142
文献購入ページに移動I.緒言
5—lodo−2'—deoxyuridine (IDU)の単純ヘルペスウイルスに対する抑制効果については,Kan—fmannの発表以来,多くの人々によつて追試され,今日では広く臨床的に応用されている。またIDUと類似構造をもつ一連の薬剤の開発もすすめられ,その一つである5—Iode−2'—deoxycytidi—ne (IDC)がIDUと同等の効力をもつことも認められている。2)3)4)5)6)7)
一方,ヨードの包接化合物であるpolyvinylalcohl-Iodo (PVA-I2)も,ヘルペスウイルスの増殖を抑制し,臨床的にも有効であることは,すでにわれわれの報告したところである。
5—lodo−2'—deoxyuridine (IDU)の単純ヘルペスウイルスに対する抑制効果については,Kan—fmannの発表以来,多くの人々によつて追試され,今日では広く臨床的に応用されている。またIDUと類似構造をもつ一連の薬剤の開発もすすめられ,その一つである5—Iode−2'—deoxycytidi—ne (IDC)がIDUと同等の効力をもつことも認められている。2)3)4)5)6)7)
一方,ヨードの包接化合物であるpolyvinylalcohl-Iodo (PVA-I2)も,ヘルペスウイルスの増殖を抑制し,臨床的にも有効であることは,すでにわれわれの報告したところである。
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