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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻2号

1966年02月発行

臨床実験

毛様体房水の産生機序について—炭酸脱水酵素作用を中心として

著者: 坂上道夫1

所属機関: 1慶応大学医学部眼科

ページ範囲:P.227 - P.234

文献概要

I.緒言
 Diamox acetazoleamide…(以下A.A.と略す)の眼圧下降機転に関しては従来より全身的,局所的に色々研究され,炭酸脱水酵素(以下CAと略す)阻害による房水産生の抑制であることは略,確定されながら,その作用機序に関しては尚不明の点が多い。
 茲で興味深い事実はA.A.の出現によつて臨床的に対緑内障治療中薬物療法が発展した事が逆に,房水産生に関してCAの阻害をめぐつての作用機序解明へのいとぐちになつた事である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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