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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻3号

1966年03月発行

文献概要

特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会講演集

網膜剥離のXenon光凝固療法

著者: 八百枝浩1 小林茂孝1 三国政吉1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科

ページ範囲:P.333 - P.340

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I.緒言
 Schwickerath M.によつて開発された光凝固術は最近20〜30年間における眼科学最大の業績といわれ,この新技術による多くの経験が発表されている。本法の代表的適応とされる網膜剥離の裂孔については実に多くの臨床実験が報告されている。しかしわが国における本法に関する経験はまだ豊富でない現況である。
 私共の教室においてはこのたびZeiss製光凝固装置を設備することができた。これを用いて網膜剥離を伴う,あるいは伴わない周辺部網膜裂孔,周辺部嚢胞状変性,黄斑部孔,黄斑部嚢胞等計44例に対し光凝固を行つてみる機会を得たので,以下にその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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