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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻4号

1966年04月発行

文献概要

特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会講演集

白内障全摘眼の隅角所見,特に瞳孔の形状,位置との関係について

著者: 岸本正雄1 井上浩彦1 高野多聞1 洒井忠1

所属機関: 1長崎大学医学部眼科

ページ範囲:P.545 - P.554

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I.緒言
 白内障全摘出後の種々の合併症中,瞳孔の変形および偏位は,視力,視野および美容に影響をおよぼす可能性のある重要な併発症の一つである。本研究に於ては白内障全摘出後の前房隅角を生体眼に於て観察し,瞳孔の変形ないし偏位の発生機構におよぼす隅角の役割を明らかにし,その予防法についても考按を行い,且つ同時に観察される若干の所見について考察し,併せて断帯酵素の影響をも検討せんとするものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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