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特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会講演集
キセノン光源下における色盲表検査について
著者: 福田忠俊1
所属機関: 1東京医科大学眼科
ページ範囲:P.584 - P.584
文献購入ページに移動 我々は,色盲表を使つて,色覚検査を行う場合,その照明によつて,色盲表の各色斑に色ずれが起り,検査成績が変る事はすでに知つている。
今回,私は,演色性の優れた人工光源として開発された,キセノン燈(色温度約6100°K)を使用する機会があつたので,色盲表を使つて,この光源下に於いて色盲検査を行つた。そして,色覚異常者が,天然昼光下に於ける読みと,その光源下に於ける読みと,どの程度の違いが起きるのか比較検討を行つて見た。さらに,Helson-Judd-Warrenの式をもとにして,キセノン燈の演色性を,CIEの色度図の上で検討した。
今回,私は,演色性の優れた人工光源として開発された,キセノン燈(色温度約6100°K)を使用する機会があつたので,色盲表を使つて,この光源下に於いて色盲検査を行つた。そして,色覚異常者が,天然昼光下に於ける読みと,その光源下に於ける読みと,どの程度の違いが起きるのか比較検討を行つて見た。さらに,Helson-Judd-Warrenの式をもとにして,キセノン燈の演色性を,CIEの色度図の上で検討した。
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