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特集 第19回臨床眼科学会講演集(その4) 学会講演集
搏動性眼球突出症の2症例
著者: 佐久間芳三1 西尾紀子1 山崎輝世2 富田恒成3
所属機関: 1岐阜医科大学眼科 2岐阜市民病院眼科 3大垣市民病院眼科
ページ範囲:P.699 - P.704
文献購入ページに移動搏動性眼球突出症は,1813年Traversが,始めて記載し,その後Sattlerが352例の多数例につき種々の考察を試み,本邦でも現在迄,約46例の報告がある。又最近では本誌18巻誌上で,宇山氏等や小島氏等が,本症の知見及び統計等を詳細に報じ,本症の本態はCarotid-cavernousfistulaであり,特発性と外傷性とに分けられている。
我々は特発性と外傷性の各1例に遭遇し経過を観察する機会を得ましたので報告する。
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