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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻5号

1966年05月発行

文献概要

特集 第19回臨床眼科学会講演集(その4) 学会講演集

篩骨洞癌の1症例における眼症状

著者: 早稲田博子1 武川昭男2 北山元昭3 渡辺幸夫3

所属機関: 1金沢大学医学部眼科 2金沢大学医学部第二病理 3金沢大学医学部耳鼻科

ページ範囲:P.705 - P.709

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I.緒言
 初発症状として左眼の視力障害を訴えて来科,左球後視神経炎と診断されて加療されたが主訴は急速に進行して失明,更に左眼の眼球突出,眼球運動障害,眼瞼下垂に加え右眼の視力障害が現われ,遂に死の転帰をとつた,篩骨洞原発と思われる腺様嚢胞癌の1症例を剖検する機会を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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