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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻6号

1966年06月発行

文献概要

臨床実験

Betnesol (Betamethasone)点眼薬の使用成績

著者: 三根亨1 伊東泰子1 山田玲子1 山田日出美1 藤井一郎1 福島達夫1

所属機関: 1関西医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.871 - P.876

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I.緒言
 1948年にHenchが最初の臨床応用としてCortisonをリウマチ患者に使い劇的効果をあげて以来眼科領域においてもSteroid剤は治療面において必要欠くべからざるものとなつた。併し初期に用いられたCortisone,Hydrocortisone等は副作用の面で好ましくない点が多く其の後次々と新しい合成Steroid剤があらわれて来た。其の中で最も新しいものがBetamethasoneである。
 Betamethasoneは抗炎症作用はPrednisoloneの8〜10倍で従来のSteroid剤に比して副作用が少なく,既に全身投与については内外に多くの報告を見,何れもよい成績をあげている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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