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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻7号

1966年07月発行

文献概要

臨床実験

種々緑内障負荷試験の比較研究—その1:負荷試験相互の比較

著者: 真壁禄郎1

所属機関: 1フランクフルト大学眼科

ページ範囲:P.983 - P.986

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I.緒言
 緑内障負荷試験は数多く考按され,それに関した報告は無数とも云える数に達する。それら負荷試験の信頼度の比較についても既に少なからぬ報告があるが,その多くは実験対象が同一患者,同一眼でない憾みがある。又個個の負荷試験の反応度,陽性率の相互関係も重要かと思われる。仮りに各負荷試験の反応が互いに密接な相互関係にあるとすれば,そのうちの最大陽性率の負荷試験を代表として行え得ようからである一その際,その負荷試験が患者に最も負担になる可能性の有無は別としてである。
 以上の観点から,当眼科で普通に行なわれている暗室,カフェイン,散瞳,飲水,プリスコール試験の5緑内障負荷試験を可成り多数の同一症例,同一眼で実験して比較検討する機会を得たので,以下に簡単にその成績を報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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