文献詳細
第1回眼・光学屈折学会
文献概要
I.緒言
合致式レフラクトメーターは現在迄に,Fin—cham氏のCoincidence Optometer並びにHa—rtinger氏のKoinzidenz-Refraktometerがあつたが今回国産始めての合致式レフラクトメーターを発表したので構造・原理・特長等を述べる。
基本構造においてFincham氏のCoin—cidence Optometerは一本の光標光束による眼底像の観察系光軸よりのづれを特殊な光学系によりその観察系で合致方式に変換しているがHartinger氏のKoinzidenz—Refraktometerにおいては一つの光標からプリズムにより二つの細い光束に分けその分離光束による眼底位置での各々の光標像の合致により頂点屈折力を検出している。
合致式レフラクトメーターは現在迄に,Fin—cham氏のCoincidence Optometer並びにHa—rtinger氏のKoinzidenz-Refraktometerがあつたが今回国産始めての合致式レフラクトメーターを発表したので構造・原理・特長等を述べる。
基本構造においてFincham氏のCoin—cidence Optometerは一本の光標光束による眼底像の観察系光軸よりのづれを特殊な光学系によりその観察系で合致方式に変換しているがHartinger氏のKoinzidenz—Refraktometerにおいては一つの光標からプリズムにより二つの細い光束に分けその分離光束による眼底位置での各々の光標像の合致により頂点屈折力を検出している。
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