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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科20巻8号

1966年08月発行

文献概要

臨床実験

種々緑内障負荷試験の比較研究—その2:病期との関係

著者: 真壁禄郎1

所属機関: 1在フランクフルト大学眼科,前新潟大学医学部眼科

ページ範囲:P.1071 - P.1074

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I.緒言
 緑内障負荷試験の第一に目的とするところは,緑内障の早期診断といえる。しかし,一方,慢性単性緑内障はその発病,進行の性質上,実際問題として,初診時に様々の進行段階の患者に接する可能性にある。
 従つて,診断学上並びに治療学上からも,負荷試験の成績と病期との関係を知ることは有益と考えられる。単性緑内障の病期を表わす目安として眼圧,排出率C値,乳頭,視野所見の4つを選び初期単性緑内障乃至その疑いで入院治療を受けた患者につき,この点を多少検討してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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