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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻10号

1967年10月発行

文献概要

臨床実験

スリットランプ装置による水晶体曲率等の測定の一方法その2

著者: 中川治平1 木村健2

所属機関: 1オリンパス光学株式会社 2順天堂大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1199 - P.1202

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I.はじめに
 昭和40年11月に行なわれた第1回光学眼屈折学会および昭和41年6,月の臨眼誌上で,中島らが「スリットランプ装置による水晶体曲率等の測定の一方法1)」を発表した。この方法が充分実用的であることは同論文によつて示されているが,数多くの測定例による検討が不足していた。今回昭和39年の日眼会誌に木村他によつて発表された,「同一学童に於ける眼屈折要素の推移2)」に用いられた眼球のCross Section写真で,前記方法による測定計算を行ないPhacometryの方法による結果との比較を行なつて,スリットランプによる方法が条件を考慮すれば有効な方法であることをたしかめた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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