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特集 第20回臨床眼科学会講演集(その1)
緑内障の房水動態に関する研究—第1報房水産生に関する観察
著者: 野口順治1
所属機関: 1慈恵大学眼科
ページ範囲:P.215 - P.220
文献購入ページに移動I.緒言
房水産生量の測定は吸盤法によるものが現在最も簡便な方法と考えられている。
吸盤法の臨床的な応用の一つに,近年数多く報告されたステロイド緑内障があつて,その成因に諸説があるが,一般に認められている流出抵抗の増大の他に,産生量の増加を伴う事が報告されている。
房水産生量の測定は吸盤法によるものが現在最も簡便な方法と考えられている。
吸盤法の臨床的な応用の一つに,近年数多く報告されたステロイド緑内障があつて,その成因に諸説があるが,一般に認められている流出抵抗の増大の他に,産生量の増加を伴う事が報告されている。
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