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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻4号

1967年04月発行

文献概要

特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)

逆内角贅皮,小瞼裂および眼瞼下垂を伴なう症候群とその形成手術

著者: 飯沼巌1 嶋本寿1

所属機関: 1和歌山県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.471 - P.475

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I.緒言
 先天性に,逆内角贅皮,小瞼裂および眼瞼下垂を伴なう症候群は,この外に,多くの先天性異常を伴なうものの多いことが知られている。ところが,この患者の顔貌を著しく奇妙なものにしているのは,表題にかかげたこの3主症候である。従つて,その形成手術もこれ等の3主症候を対象に行なわれている。
 私共は,最近,父子に見た本症候群患者のうち子の症例に対して眼部の形成手術を行なう機会があつた。勿論,その対象として,この3主症候を修正するごとくした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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