icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻4号

1967年04月発行

特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)

Tay-Sachs氏病の1例

著者: 栗本晋二1 福永喜代治1

所属機関: 1鳥取大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.479 - P.485

文献概要

I.緒言
 Tay-Sachs氏病はWaren Tayが1881年に発見し,さらにBernard Sachsが1887年にこれを詳細に記載,1897年に家族性黒内障性白痴(Idiotia familiaris amaurotica)として発表したものである。著者らは最近本症の例を臨床的に観察したところ,脳圧亢進を認めたので脳室心房吻合術を施行した。術後経過良好であつたが,生後22ヵ月で死亡した例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら