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文献概要
特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)
Sjögren-Larsson症候群の1例
著者: 西郷逸郎1
所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.487 - P.491
文献購入ページに移動I.緒言
本症候群は,Sjogren, T.とLarsson, T.1)が1957年に初めて記載したもので,精神薄弱,先天性魚鱗癬様紅皮症および先天性痙性麻痺を3主徴候とし,時に,黄斑部の変性を伴なうことがあるとされる。その後,同様な症例が,世界各国から報告され2)〜19),文献上記載の明らかなものが,既に63例に達しているが,今回の症例は,本邦においては,初めての報告である。
本症候群は,Sjogren, T.とLarsson, T.1)が1957年に初めて記載したもので,精神薄弱,先天性魚鱗癬様紅皮症および先天性痙性麻痺を3主徴候とし,時に,黄斑部の変性を伴なうことがあるとされる。その後,同様な症例が,世界各国から報告され2)〜19),文献上記載の明らかなものが,既に63例に達しているが,今回の症例は,本邦においては,初めての報告である。
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