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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻4号

1967年04月発行

文献概要

特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)

副鼻腔から眼窩に侵入した形質細胞腫

著者: 田村璋夫1 佐藤豊明1 南谷輝明1 矢部昂2

所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室 2群馬大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.519 - P.522

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I.まえがき
 周知のごとく眼窩に発生する形質細胞腫には,多発性骨随腫の部分症として見られる骨髄性形質細胞腫(又は骨髄腫)と,骨髄外性(孤立性)形質細胞腫の2型がある。前者はあえて珍しいものではなく,わが国においても約10例の報告があるが,後者についてはわが国耳鼻科領域では約20例の報告があるにも拘らず,眼科領域では未だ記載が見当らない。
 私共は上顎洞から眼窩に侵入した骨髄外性形質細胞腫と思われる1例を経験したので,簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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