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特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)
全層角膜移植術における移植角膜片の組織呼吸に関する実験的研究
著者: 広瀬欣一1
所属機関: 1久留米大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.529 - P.537
文献購入ページに移動I.緒言
角膜移植は1789年Pelliere de Quengsy20)が人工角膜移植を行つたのが始まりで,1928年Fil—atov20)により屍体より採取した角膜による移植が成功して以来飛躍的に発展した。
我国に於ては1905年水尾氏1)の報告以来,三宅2)市川3),畑6)氏等の報告があり,1950年中村康氏12)の報告以来急速の進歩をとげ,最近では桑原教授19)20)等により角膜保存法に関するすぐれた研究が行なわれ,尚一層発展の途上にある。
角膜移植は1789年Pelliere de Quengsy20)が人工角膜移植を行つたのが始まりで,1928年Fil—atov20)により屍体より採取した角膜による移植が成功して以来飛躍的に発展した。
我国に於ては1905年水尾氏1)の報告以来,三宅2)市川3),畑6)氏等の報告があり,1950年中村康氏12)の報告以来急速の進歩をとげ,最近では桑原教授19)20)等により角膜保存法に関するすぐれた研究が行なわれ,尚一層発展の途上にある。
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