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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻4号

1967年04月発行

文献概要

特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)

瞳孔反応とグルタチオンの関係

著者: 小口昌美1 清水由規1 鈴木敦1 兼子博人1 朝広信彦1

所属機関: 1日本医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.593 - P.595

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I.緒言
 私共は最近グルタチオン(GSH)を角膜疾患および白内障患者に適用し,ある程度の効果を得た事を報告した。この際白内障患者の経過観察中に散瞳検査を行つた場合,GSH点眼や注射を行つていた患者の中で瞳孔の散大の速度が促進されている者があるのに気付いた。そこでGSHが瞳孔散大の何等かの促進作用に関係があるのではないかと考え,次の実験を行い二三の見るべき結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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