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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻6号

1967年06月発行

文献概要

臨床実験

先天性角膜後面硝子様膜の1例

著者: 赤羽信雄1

所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.741 - P.744

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I.緒言
 角膜後面の硝子(様膜)〔hyaline (like) mem—brane〕は,1933年Mann1)が自験の2例と既報の類似した3例を総括して報告した,一種の先天異常である。本症は極めて稀なものの如く,その後はMannの1例の追加の他,Magistretti(1956)2),Collier (1962)3)等の報告を見るにすぎず,わが国にはまだその記載がないようである。
 私は最近角膜後面の硝子様膜に,色素顆粒並びに角膜深層混濁を合併した症例を経験したので,ここに簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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