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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻6号

1967年06月発行

臨床実験

Clinical EKCに対するα—Mercaptopropionyl glycineの使用経験

著者: 市川達1 山之内照雄1

所属機関: 1太田総合病院眼科

ページ範囲:P.773 - P.777

文献概要

I.緒言
 流行性角結膜炎(以下EKC)は,その起炎病原体に対する有効な薬剤を欠くために,多数の患者があり,中には重症な点状表層角膜炎を起して永く視力障害を残す者があり,このことは眼科専門医の少ない地方に著しいと思う。
 文献によると,強力ネオミノファーゲンC (以下SNMC)が有効であるとする報告と,強力パニールチン(以下SP)が有効であるとする報告とがある。この2剤は共にシスチン(前者は還元態のシスティン)を含有している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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