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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻7号

1967年07月発行

文献概要

臨床実験

水晶体前嚢落屑を伴う緑内障—特にその散瞳トノグラフィーについて

著者: 北沢克明1 川西恭子1 中村泰久1

所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.853 - P.858

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I.緒言
 いわゆる水晶体前嚢落屑(pseudoexfoliationof the lens capsule)は,その存在が古くから知られているにもかかわらず,その本体については不明の点が多い。更に,本症と広隅角緑内障がしばしば共存することが知られているが,両者の因果関係の有無については尚議論のあるところである1)〜7)
 水晶体前嚢落屑の頻度には著明な地域性が存するとされているが5),本症に関する報告は我が邦では極めて少数である8)〜14)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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