文献詳細
眼・光学学会
文献概要
I.緒言
スフェリコンレンズの出現以来,角膜コンタクトレンズ(以下C.L.と略記)の概念が変り,現在では直径9mm前後のベベルつきPoly-curvelensが常用とされているが,そのベースカーブの決定については意外に諸家の見解は一致していない。我々は何らかの標準化が出来ないものかと考え,少しく検討した。
言うまでもなくC.L.の適合(haptics)には物理的な面のみでなく生理的な面の問題も関連し複雑であるが,今回は角膜の前面曲率とC.L.のベースカーブとの関係のみについて考察する。
スフェリコンレンズの出現以来,角膜コンタクトレンズ(以下C.L.と略記)の概念が変り,現在では直径9mm前後のベベルつきPoly-curvelensが常用とされているが,そのベースカーブの決定については意外に諸家の見解は一致していない。我々は何らかの標準化が出来ないものかと考え,少しく検討した。
言うまでもなくC.L.の適合(haptics)には物理的な面のみでなく生理的な面の問題も関連し複雑であるが,今回は角膜の前面曲率とC.L.のベースカーブとの関係のみについて考察する。
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