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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科21巻8号

1967年08月発行

文献概要

眼・光学学会

顕微鏡による眼調節(器械近視)—II:連続検鏡時の眼調節

著者: 霜島正1 西師毅2 山下伸夫1

所属機関: 1オリンパス光学工業株式会社 2工技院電気試験所

ページ範囲:P.991 - P.996

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I.研究の目的
 I1)において著者の1人は顕微鏡検鏡時の種々の条件下における眼調節ディオプタを測定し,いくつかの結論を得た。しかし,この測定値は,顕微鏡を覗き始めた初期における安定値を求めたもので,長時間検鏡した場合に調節値がいかになつていくかを求めたものではなかつた。
 一方顕微鏡を長時間連続使用する医学者・臨床検査技師,工場作業者等の中には,検鏡中,強い近視状態に移行することが,しばしばあり,これが疲労や近視の原因になるという説がある2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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