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臨床実験
色覚異常の選択刺激周波訓練第4報
著者: 今村勤1
所属機関: 1関西大学保健管理課
ページ範囲:P.57 - P.66
文献購入ページに移動先天性色覚異常に対するリハビリティーションを目的として,昭和33年以来,赤色光(650nm)および緑光色(515nm)の共鳴周波数77cpsおよび42.5cpsの正弦波交流を3秒交代に,経皮的に通電する選択刺激周波訓練を試みて,その基礎的理論7),訓練装置の電気的構成ならびに実験症例について第1報8),第2報9)および第3報10)として報告した。
その後,この訓練装置を小型化して家庭用とするために,回路をトランジスタ化し,スィッチング回路を採用し,電圧波形を矩形波に,電源に乾電池を使用して「サンビスタ」と命名,昭和40年10月厚生省認可(40B第188号)〔医師の指示により使用〕となり,同年11月以降,指導医制によつて,指導医師の検査,指導,管理の下においてのみ,一般の希望者にこの訓練を実施させることとした。
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