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「医心方」について
著者: 中泉行正
所属機関:
ページ範囲:P.1444 - P.1445
文献購入ページに移動 日本に現存する最古の医書で,平安時代を代表する医書である。また隋や唐の医学を伝える貴重な資料で,文献上からも世界的価値のある大部の医学全書である。
この本は漢の霊帝の子孫と伝えられる丹波宿禰康頼が円融天皇(第64代)の天元5年(982)に着手して,永観2年(984)に完成し,時の天皇に献上した。
この本は漢の霊帝の子孫と伝えられる丹波宿禰康頼が円融天皇(第64代)の天元5年(982)に着手して,永観2年(984)に完成し,時の天皇に献上した。
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