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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻3号

1968年03月発行

文献概要

銀界余滴

インターンと登録医

著者: 桐沢長徳1

所属機関: 1東北大学付属病院

ページ範囲:P.316 - P.316

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 ここ数年間,社会問題となつたインターン制度の廃止に関する法案も,今議会にはいよいよ上程されることになり,その通過が注目されています。
 もし通過すればインターン制度はなくなり,その代り,新しい登録医制度がこれに代ることになります。この制度は,卒業後ただちに医師免許証を与えられ,その後,自発的に研修を2年間行なつた者に(大学病院または指定教育病院にて),各人の希望により医籍登録をすることになるので,たとえ研修や登録をしなくとも,医師たる身分にはなんら差がないことになります。つまり,従来の義務的なインターン制度とは異なり,卒業後すぐに国家試験に合格すれば,本人の希望により独立した医師として自由に診療を行なうことが可能となるわけです。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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